−洲原の家−







ご夫婦とお母様の3人家族のすまいです。

骨組みは重量鉄骨で構成され、一部平屋の2階建てです。





◆外観

外観はR屋根がやさしい印象を与えてくれます。

外壁はグレーの金属板とベージュの窯業サイディング、そしてアルミルーバーを

組み合わせた重くならない軽やかな外観。









凹凸が少ないプランですので、外観を

いかにメリハリをつけるか、と

お施主さんとの話し合いが続きました。


そこで外壁から玄関庇などを飛び出さ

せ、リズム感ある外観としました。





アルミルーバーの足元には植栽帯があります。

ここに緑があるともっと映えることでしょう。





◆スロープ




玄関の床タイル張りの前後にはスロープを設け、外部は完全にバリアフリーに

なっています。





◆内部

まず玄関ホール。

写真右手には、上り框に設けた

縦手摺があります。

昇り降りのところには手摺がある

とずい分助かりますし、またクロスも

汚れなくていいですね。




 ところでこの玄関には下駄箱が

 ありません。

 これは奥様のご希望で、写真左手に

 ある扉内に造付けで造りました。
 
 これは扉を開けたところの写真です。

 ここは階段下のスペースを利用してい

 ます。





◆2間続きの部屋




手前が縁なし畳で、奥の部屋がフローリングです。

この2部屋は扉で仕切ることができます。

下の写真は戸を閉めた写真。




この5枚の戸を写真左の壁内へスルスルと引き込みます。




するとこんな感じに。




今まで引き込み戸はたくさん設計してきましたが、5枚の戸を引き込む設計を

したのはこの洲原の家が初めてです。





◆居間のない家

この家は「居間がない」家です。

このようなプランも初経験です。

食事をするダイニングがこの家の居間

なのです。


よくよく考えて見れば昔は皆、

食卓が家族の団欒の場であって

居間でしたよね。








◆階段

階段は廊下に明るさを提供する「光のスペース」

部屋の通風を確保する「風抜けのスペース」





◆収納




 吊戸棚の下には洋服を掛ける

 ステンレスパイプを。



この棚は奥様のこだわり。

棚を使い勝手に合わせ自在に動かす

ことができる、造付けの棚。





設計は約10ヶ月ほど掛け、主に奥様と一つ一つ打合せをして決めていきました。

そして確認申請提出、複数の建設会社へ見積り依頼。

施工会社が決まり、工事期間は約6ヶ月。


こうして見ると、施工期間より設計期間の方が長いですね。

一生に一度の家創りです。考えが変わることや、なかなか結論が出ないこと

だって当然あります。

施工が始まると後戻りできませんが、設計段階であれば後戻りできるのです。

設計にはできるだけ多くの考える期間があったほうがいいですよね。


K様ご夫妻、

不思議なご縁でしたが、どうもありがとうございました。





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